スポーツ選手になりたいお子さま必読!アンケート結果から紐解く今すぐ伸ばしたい探究心!

コートで、フィールドで。華麗なプレーで観客を魅了するスポーツ選手。
「将来、野球選手になりたい!」「サッカー選手になりたい!」と憧れているお子さまも多いでしょう。親であれば、小学生の頃から必要な能力を伸ばしてあげたいですよね。
スポーツ選手になるには、どのようなスキルを身につければよいのでしょうか?
ここでは、実際にスポーツ選手として活躍している人にアンケートを取り、身につけておきたいスキルなどを紹介しています。
お子さまがスポーツ選手を目指している人はぜひ参考にしてください。
スポーツ選手のリアルな声集めました!
みらいいでは、2024年に280名の方に協力いただき、職業についてのアンケートを実施いたしました。アンケート結果は、実際にその職業に就いている方、5年以内にその職業に就いていた方が答えてくれました!
その結果をもとに、どんな力が必要と考えているか、子どもの頃にしていた習い事ランキングなどを見てみましょう。
スポーツ選手とは?
スポーツ選手ってどんな仕事?
その名のとおり、スポーツ選手はスポーツを仕事として収入を得ています。
野球やサッカー、バスケットボール、バレーボール、相撲など、多種多様なスポーツにプロのスポーツ選手が存在し、試合でファンを楽しませています。プロのプレーを見ることは、子どもにとっても勉強になりますね。
試合のほか、日々の練習や体調管理を行うこと、メディア取材の対応やイベントに参加することも、スポーツ選手の大切な仕事です。
試合で実力を最大限に発揮できるよう、自身の身体やメンタルを鍛えておかなければいけません。ランニングや筋トレに加え、それぞれのスキルを磨くためのトレーニングも行います。
現役期間を少しでも長くするため、身体をしっかりケアすることも重要です。練習後や試合後にはストレッチを行う、オフの日は十分に身体を休めるなど、一流アスリートであるほど体調管理に気を配っている印象が強くあります。
人気も収入につながるため、マスコミやメディア取材の対応、ファンイベントや子ども向けのイベントなどに参加することも、スポーツ選手の仕事と言ってよいでしょう。トップクラスの選手になると、テレビやCM出演のオファーも来るようになります。
日本でスポーツ選手の仕事をしている人数は?
おもなプロスポーツリーグと選手数は、以下のようになっています。
- プロ野球(NPB): 約800〜900人。
- Jリーグ(サッカー): 約1,200〜1,500人。J1、J2、J3の合計56チームに所属。
- バスケットボール(Bリーグ): 約1,000〜1,200人。B1、B2に所属する選手。
- ラグビー(ジャパンラグビートップリーグ): 約600〜700人。
- そのほかの競技: ゴルフ、テニス、卓球、格闘技、フィギュアスケートなどの個別競技も含めると、数千人規模のプロ選手がいると考えられます。
日本におけるプロスポーツ選手の正確な人数を把握することは難しいですが、数千人から1万人程度の選手がプロとして活動していると見てよいでしょう。
参照元:日本のプロスポーツチーム一覧
スポーツ選手の年収は?
スポーツ選手の年収は実力や人気によって変わりますが、実施したアンケートによると、スポーツ選手の年収は、600万~700万円未満でした。
国税庁の調査によると、2023年の日本の給与所得者の平均給与は
- 男性:569万円
- 女性:316万円
であるため、スポーツ選手の年収は、比較的高い傾向にあると言えるのではないでしょうか。
参照元:民間給与実態統計調査(PDF)
スポーツ選手に必要な能力と小学生からの伸ばし方
アンケートに答えてくれたスポーツ選手の人は、以下の能力が必要だと答えてくれています。
探究心
ものごとに関する深い知識を身につけ、理解を深めようとする能力です。
野球選手を例に挙げると、自分の投球やフォームを研究して精度を高めたり、新しい球種を開発したりと、自身の成長のためにとことん突きつめていくスキルだと言えます。
子どもの探究心を育てる方法としては、子どもの疑問に向き合ったり、子どもと一緒にものごとを調べたりすること。
また、外遊びや直接体験の機会を積極的に設けることもおすすめです。
自然や生物などさまざまなものに興味を持って自分なりに調べていくことで、探究心がおのずと育まれていきます。
外遊びや直接体験については、以下の記事もチェックしてみてください。
直接体験で生きる力を身につけよう!体験が大切な理由とおすすめの体験を詳しく解説!
自然が生きる力をはぐくむ!コロナ禍の時代だからこそ自然に触れる機会を!
寒い冬でも外遊び!外遊びのメリットとおすすめの遊びを紹介!
協調性
バレーボールやバスケットボールのようなチームスポーツにおいて、協調性は非常に重要なスキルです。ひとりのプレーヤーがいくら優れていても、協調性がなければ勝利を収めることはほぼ不可能と言ってよいでしょう。
協調性は、友だちとの遊びやスポーツによって身につけられます。課外学習やアウトドア体験などの直接体験でも、協調性を伸ばせるでしょう。
粘り強さ
粘り強さとは、あきらめずに根気よく最後までやり抜く能力です。
いくら練習しても、成長をなかなか感じられなかったり、弱点をなかなか克服できなかったり。そのように高い壁にぶつかったときでも、粘り強さを持つ人は、あきらめずにコツコツと練習に励むことができます。
お子さまが粘り強さを習得するには、小さな成功体験を積み重ねて自信をつけさせること、結果だけでなくプロセスも褒めること。達成感を味わえるよう、小さな目標を設定し、成功体験を積み重ねるようにしていきます。
小さな自信をつけさせることで、いつしか粘り強さも身についていきます。
落ち着き
本番でパフォーマンスを最大限に発揮するため、「落ち着き」を重視しているスポーツ選手は多いのではないでしょうか。落ち着きを持つことで、試合でも普段どおりのプレーができるようになります。
落ち着きを身につけるには、そろばんや習字といった指を使う習い事をするのがよいとされています。また、ピアノ演奏やジグソーパズル、折り紙などもおすすめ。
指を使うことで脳が活性化し、感情のコントロールがうまくできるようになるそう。続けることで、落ち着きや冷静さが育まれていきますよ。
対話と会話
対話力や会話力も、スポーツ選手に必要なスキル。
コーチとの練習や選手同士のミーティング、試合中の掛け声など、対話力・会話力が必要な場面は意外と多くあります。
対話力・会話力が高ければ、コーチとスムーズに意思疎通ができる、選手同士で課題を解決できる、チームワークが向上するなど、さまざまなメリットがあります。
これらのスキルを伸ばすには、仲間と協力する大切さやチームワークを、友だちとの遊びやスポーツなどで学びましょう。課外学習やアウトドア体験といった直接体験もおすすめです。
スポーツ選手が小学生の時に関心・興味を持っていたこと5選!
実際にスポーツ選手に実施したアンケートによると、
- 最新のテクノロジーについて知ること
- 最新のテクノロジーを使ってみること
- 人間の心や考え、動きについて知ること
- 大人と会話すること
- 本を読むこと
という答えが得られました。
今はスポーツ選手もデジタル機器を駆使し、練習や試合などに活かしている時代です。
たとえば、タブレットやスマートフォンのカメラでフォームを確認できたり、敵チームのデータ分析をしたりと、多くのシーンに導入されています。
小学生のときから最新のテクノロジーを知り、使ってみるのもよいかもしれません。
ただし、スマートフォンは使いすぎると依存症になってしまう可能性もあるので、注意してください。ここは、親の厳しい管理が必要になります。
大人と話すことで、対話力・会話力も磨けるでしょう。
また、人の心や考えを知ったり本を読んだりすることは、自身の知識や考え方を広げてくれます。読書にはリラックス効果もあるため、一流アスリートには読書を好む人が多いそうですよ。
参照元:「日本経済新聞朝刊」2019年11月4日 18ページ「本が伸ばす競技力」
スマートフォンについては、以下の記事も要チェックです!
子どもにスマホ、いつから持たせる?起こりうるトラブルや対処方法についても解説
読書の効果については、以下の記事でも詳しく解説しています。
【小学生の冬休みにおすすめ!】読書によって得られる効果を徹底解説
スポーツ選手がやっていた習い事
スポーツ選手は、どのような習い事をしていたのでしょうか?
こちらも、実施したアンケート結果から見ていきましょう。
- 国語・算数などの教科
- サッカー
- 俳句や習字
先ほども解説したように、習字は落ち着きを養うのに適している習い事です。俳句も脳をおおいに使って集中する時間を持てるため、落ち着きを身につけることができるでしょう。
スポーツ選手の経験を活かせそうなほかの仕事は?
アンケートによると、スポーツ選手の経験を活かせそうな仕事として
- YouTuber/インフルエンサー
- 芸能人/タレント/モデル
- eスポーツ選手/関連の仕事
- アナウンサー
が挙げられています。
スポーツ選手は、大勢の前でスポーツの試合をすることがおもな仕事です。人気がある選手だと、さまざまなメディアに出演することも仕事に含まれるようになります。
したがって、上記のように人前に出る仕事が向いているでしょう。
スポーツ業界から芸能界へと活動の場を変えて、活躍している人も多いですよね。もしアナウンサーになれた場合、試合の実況などに知識や経験を活かせるかもしれません。
参考書籍の紹介
「不可能を可能にする大谷翔平 120の思考」
今や世界一のメジャーリーガーと言っても過言ではない大谷翔平選手。
この本には、大谷選手の思考を表す120の名言が収録されています。
野球選手としてはもちろん、人間としても評価の高い大谷選手の思考を知ることで、スポーツ選手になるための心構えなどを学べるでしょう。
不可能を可能にする 大谷翔平120の思考 | 大谷翔平 |本 | 通販 | Amazon
「『好き』を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと」
世界最高峰のNBAで6年間プレーし、現在はBリーグで活躍している渡邉雄太選手。
この本には、自分が成長するための思考法や、悩んだときの解決策などが書かれています。苦手から逃げない、他人と比べない、謙虚な気持ちを忘れない。スポーツ選手を目指すうえで大切な考え方を知ることができます。
「好き」を力にする NBAプレーヤーになるために僕が続けてきたこと | 渡邊 雄太 |本 | 通販 | Amazon
「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」
サッカー日本代表キャプテンとして、チームを勝利へ導いた長谷部誠選手の実践的メンタルコントロール術が書かれた本。
生活リズムに加え、睡眠や食事、そして練習。スポーツから日々の生活まで、心が少しでも乱れたら自分できちんと整えることが、パフォーマンスを最大限に発揮できるコツだと教えてくれます。スポーツ選手に必要な「落ち着き」の秘訣が学べます。
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫) | 長谷部 誠 |本 | 通販 | Amazon
スポーツ選手になるには?
スポーツ選手になる方法は、競技によって異なることを覚えておきましょう。
どの種目も学歴より実力が重視される点は共通していますが、何の選手を目指したいかによって目指すルートは変わってきます。
たとえば、野球やサッカー、バスケットボール、バレーボールなどは、学生時代に高い成績を収めることでスカウトされる選手も多くいます。したがって、高校や大学時代に大きな大会で活躍できるよう、進学先は全国大会の常連校を選ぶとよいでしょう。
全国大会やインターハイで活躍できれば、テレビや雑誌などに取り上げられることも多くなり、知名度もアップします。プロからのスカウトも夢ではありません。
ほか、プロテストに合格し、ライセンスを取得することでプロになる方法もあります。ボクシングやゴルフ、ボーリングなどが該当します。
オートレースや競馬、競輪、競艇といった公営競技の場合、資格取得のために指定の養成所に通う必要があります。入学には年齢、視力、体重といった細かい条件が指定されているケースが多いので、事前によく調べておきましょう。
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